妊娠中の塩分の摂取量は7〜10gと、妊娠前より約3〜4gも少なめ。
妊娠中毒症の予防には減塩が欠かせないからです。むくみ、高血圧、尿タンパクが
主な症状の妊娠中毒症は、大部分が食事療法と安静を心がけることで治療、予防で
きます。まずは塩分を控えることです。

減塩のテクニック
・料理は味つけをうすくする。
・だしの利用-かつおぶし、昆布、煮干し。
・酸味の利用-酢やゆず、レモン、トマトの汁を魚肉素焼、
 揚げ物その他の料理にふりかける
・香りの利用-香り野菜、ゴマ・ピーナッツ・のりなど。
・香辛料の利用-カレー粉、しょうが、こしょうなど。
・油料理-いためもの・揚げ物に塩少々ふりかける程度
・塩分制限の場合、みそ汁、つけものをやめる
・塩分の多い加工食品(かまぼこ、漬物、佃煮、ハム、干物)や
 インスタント食品をさける
鉄分を多く含む食品
食品名
めやす量
塩分(g)
塩ザケ
1切れ
5.6
タラコ
1 腹
5.2
アジ干物
中1枚
1.7
シラス干し
大さじ1杯
0.6
プレスハム
1枚
0.5
ベーコン
1枚
0.4
梅干し
小1個
1.0
食パン
8枚切り1枚
0.6
バターマーガリン
大さじ1杯(13g)
0.3
ゆでうどん
1玉
0.3