母乳をたくさん出すためには、妊娠中からの準備が大切です。
母乳がよい理由(赤ちゃんにいいこと)
・赤ちゃんに必要な栄養がバランスよく入っています。

・赤ちゃんが病気に対する抵抗力をつけるグロブリンという
 免疫物質も豊富に含んでいます。

・脳の発達を助けます。

・アレルギーの原因となるアレルゲンなどから赤ちゃんを守ります。

・おっぱいを吸うことで、あごや舌の筋肉が発達します。

・お母さんとの絆が深まります。

・無菌的である、器具の清潔、調乳など不要。

(ママにいいこと)
・赤ちゃんに乳首を吸われる刺激で、子宮の収縮を促す働き
 のある オキシトンと プロラクチンいうホルモンが分泌
 されます。オキ シトンは子宮の収縮をよくし、 乳腺組
 織を取り囲む筋肉を収縮 させて乳汁を送り出します。
(オキシトンは出産後数日位から多 量に分泌されます。
 プラクチンは、母乳の分泌をよくし、母性を 育てます。


乳頭の手入れをしましょう。
母乳育児がスムーズに始められるように妊娠16週頃から始めましょう。


乳頭はいつもきれいにしておきましょう。
お風呂に入ったときに石けんで乳頭を洗いましょう。毎日、
石けんを使用すると、亀裂ができてしまいます。週に1回位を
目安にしてみてください。どうしても乳かすなどがとれない
場合は、コットンにコールドクリームやベビーオイルを含ま
せてしばらく乳頭にあててから洗ってください。


ブラジャーは選んでつけましょう!
乳房の血液循環が悪くならないように、乳房をやさしくガード
するゆったりめのブラジャーをするようにしましよう。
また、自宅にいるときは、ブラジャーをはずして!
自宅にいるときは、ブラジャーをしない方が乳首が強くなり、
授乳時にも水泡や亀裂がおこりませんので、赤ちゃんに十分お
乳を吸わせることができます。


おいしいおっぱいをつくるための食事のポイント
多くの食品をバランスよく食べることです。現代の食生活は全
体的に高カロリーのものが多いののですが、カロリーの摂りす
ぎは、母乳の出をよくするやめにはかえってマイナスであると
もいわれています。